池谷・入山の宝
ボランティアや農業体験など村の外から来た方々との交流を通じて、住民には当たり前で価値のないものと思っていたモノが、多くの人にとって貴重な“宝”であるという事が分かってきました。
棚田と米
長い年月をかけて人の手で作られた棚田は観る人の心を揺り動かします。中山間地での農業は、平地に比べて非効率で手間も多いですが、先祖代々の土地を守ってきた村のお父さんたちは誇りをもって米作りをしています。
また、日本有数の豪雪は、魚沼産こしひかりをおいしく育ててくれます。棚田の米の食味はとても良いと言われています。
山清水
冬の積雪3メートルに及ぶ豪雪が“ヤマ”の土壌にゆっくり浸透し、やがてミネラルたっぷりの湧き水として田に引かれます。村では同じ湧き水や横井戸の水を生活用水に使われています。
ミネラルを多く含むやわらかい水は、お茶や味噌汁、炊いたご飯がとても美味しく仕上がります。
広大なブナ林
山の一角にブナの木ばかりが自生している原生林があります。
杉林や雑木林と違う、独特の雰囲気があり、訪れた方は“癒される”とよく言われます。朝方、キツツキの樹をつつく音が林の中を響き渡る時もあります。
郷土料理
春は山菜、夏は新鮮野菜、秋はきのこがふんだんに採れる自然豊かな土地柄、旬の食材に合わせた食生活が今も続いています。飾り気のない素朴な味わいが、懐かしく、また健康にも良いと好評を頂いています。
天神囃子(祝い唄)
結婚式などの祝い事に謡われる“祝い唄”として、十日町市周辺地域で昔から継承されています。地域、集落ごとに歌詞や音程が異なります。
お酒の席で3杯呑みほすと、この天神囃子を皆で謡い、そのあとは無礼講が許されるという“合図”の唄でもあります。
屋号

同じ姓をもつ家庭が多いため、家そのものに呼び名「屋号」をつけて呼び分けをしています。「新屋敷」「橋場」「津倉」「登り」「坂ノ上」「隠居」「背戸」「上」など。
その他、山菜、多種多様な動植物、冬の大雪、田毎(たごと)の月(近隣の村)などまだまだ宝が眠っています。
池谷・入山に訪れて、色んな宝物を発見してください。

